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カリフォルニア州大麻法

大麻の所持はカリフォルニア州保健安全法第11357条で微罪とみなされる。
1オンス(28.5グラム)以内の大麻所持は100ドル以下の罰金、1オンス(28.5グラム)を超えた場合あるいは大麻樹("wobbler")の所持の場合は重罪、懲役刑を課す。

刑法第1000条により、被告人が判決前の抗弁においてディバージョン・プログラム(diversion program 社会奉仕活動をすることによる刑の執行免除制度)を終了したことを伝えた場合、刑は課されない。
保健・安全法11361条の5および11361条の7により、大麻所持罪の記録は記録後2年で抹消される。

販売目的での所持は量の多少を問わず保健・安全法11359条により重罪。

大麻栽培は保健・安全法第11358条により量の多少を問わず重罪。個人使用目的での栽培は、販売の意志がないと証明できる場合に限り刑法1000条によりディバージョン・プログラムへ参加すること。
個人使用目的での栽培限度数は定めない。

医療大麻:治療中の患者と指定された主たる介護人は、医師の推薦や許可が得られる場合、保健・安全法第11362条の5(第215提案)により、合法的に大麻を所持および栽培できる。
しかし大麻の配布や販売は許可しない。

大麻の販売・輸送・配布は、保健・安全法第11360条により重罪。
28.5グラム以下の大麻の輸送や譲渡は軽罪とされ最高100ドルの罰金。
未成年者への販売や配布は保健・安全法第11361条により重罪。

未成年者の運転免許証停止:大麻・アルコール・その他の薬物使用により有罪となった未成年者は、これが運転中であるなしに関わらず、12ヶ月の運転免許停止処分を受ける。
ただし当該未成年者が重大な理由により運転が必要である理由を証明できるとき、裁判所は限定運転許可を与えることもある。(車両法(Vehicle Code)第13202条の5)(注:この罰はディバージョン・プログラムへの参加によって免除される)



保健・安全法第11357条
第2項:大麻
セクション11357 不法所持:刑罰

(b)
法律で許可されている場合を除き、28.5グラム以下の大麻を所持する者(大麻樹脂を除く)は軽罪で100ドル以下の罰金。
法律の他の規定に関わらず、不法所持を犯した者が2年の執行猶予期間中にに3回以上不法所持を繰り返した場合、この前回の刑は求刑の通り執行される。
陪審裁判もしくは対審で被告の罪が明らかとなるか、もしくは被告が罪を認めるのいずれかの場合、刑法第1000条の1と第1000条の2が適用され、裁判所は審理を行わずに、あるいは地方検事の同意なく、被告人に 教育・治療・リハビリテーションの機会を与えるため地域において被告人を受け入れられる適切なプログラムに参加するよう方針を変更することとする。
これにより被告の更正が進めば、規定の罰金は課されない。
地域に被告人を受け入れるプログラムがない場合、記されたとおりの罰金を支払うこととする。
不法所持罪で逮捕された者が裁判官(magistrate)の前に立つことを要求しない場合、身分証明ができ、法廷に出廷すると文書で約束が出来るときには、刑法853条の6によりこの者は、逮捕を行った警察官により釈放され、容疑者逮捕の一連の手続きもされない。

(c)
法律で許可されている場合を除き、28.5グラム以上の大麻(大麻樹脂を除く)を所持する者は郡刑務所において6ヶ月以下の懲役、もしくは500ドル以下の罰金、あるいは両方の処罰を課される。

(d)
法律で許可されている場合を除き、幼稚園や小中学校等の教育現場および教育に関わる全ての場所、あるいは教育機関の授業時間中および教育事業が行われる時間中において、18才以上の者が28.5グラム以下の大麻(大麻樹脂を除く)を所持した場合は軽罪に問われ、最高500ドルの罰金もしくは郡刑務所にて最高10日の懲役刑、あるいはこれら両方が課される。

(e)
法律で許可されている場合を除き、幼稚園や小中学校等の教育機関の授業時間中またはほかの教育現場において18才未満の者が28.5グラム以下の大麻(大麻樹脂を除く)を所持していた場合は軽罪とし、以下の処置を与える。(1)
初犯を犯したとき、250ドル以下の罰金。

(2)
2犯、3犯以上となった場合、最高で500ドルの罰金、もしくは少年院(juvenile hall)、牧場・キャンプ・森林キャンプ等、厳重に管理できる少年収容施設へ最高で10日間収容、もしくはこれら両方を課する。

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保健・安全法第11359条
11359条〜 販売目的での所持に対する罰則
法律で定められた場合を除いて、いかなる形であれ販売目的で大麻を所持する者は、州刑務所での懲役刑に処される。

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保健・安全法第11362条の5――提案215
11362条の5〜 医療目的の大麻使用

(a)
この第11362条の5の名称を、コンパショネート・ユース法(Compassionate Use Act of 1996)とする。

(b)
カリフォルニア州民はここに、コンパショネート・ユース法(Compassionate Use Act of 1996)を以下のように定め、これを宣言する。

(A)
病気にかかったカリフォルニア州民は医療目的で大麻を手に入れ、使用することができる。
ここで言う大麻が使用できる病気とは、大麻の医療目的が適切でありかつ、医師によってその患者に大麻使用が必要であると認められる、ガン・食欲不振・エイズ・慢性痛・痙症・緑内障・関節炎・偏頭痛等の症状、およびこれら以外でも症状が緩和できる病気を指す。

(B)
医師の推薦により医療目的で大麻を手に入れ使用する患者およびその主たる介護者は起訴や法律の制裁を受けないものとする。

(C1)
医療大麻を必要とする全ての患者が安全に、低廉な価格で大麻の配布を受けられる機会を提供する計画の実施を、連邦政府および州政府に促すこととする。

(C2)
この条に記された項目はいずれも、他人を危険にさらす行為を禁ずる法律にとって代わると解釈されるものではなく、また、大麻が嗜好目的で使用されることを許すものでもない。

(C3)
州内の医師が医療目的での大麻使用を患者に推薦した場合でも、罰せられたり権利や名誉を否定されたりしない。
この条項はほかの規定に優先する。

(D)
大麻所持について述べた11357条および大麻栽培について述べた11358条は、医師の書面や口頭による推薦や承認を得た治療中の患者や患者の主たる介護人が治療のために所持・栽培する場合には、適用されない。

(E)
この項目における「主たる介護人」とは、治療中の患者のために住居や健康な生活、安全な場所を確固たる責任を持って確保する意志のある者として、大麻の医療使用を許可された患者側から指定された個人のことを指す。
(1996年の法案第215提案の1章を追加。96年6月11日発効

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保健・安全法第11360条
第11360条〜 大麻の輸送・輸入・販売・贈与に対する罰則

(a)
この項に規定されている場合や法律で許可された場合を除き、大麻を輸送・カリフォルニア州内に輸入・販売・提供・管理・譲渡、あるいは州内への輸入・移送を計画する者は、大麻がいかなる形態であれ、州刑務所において2年・3年・4年の懲役。

(b)
28.5グラム以内の大麻(大麻樹脂を除く)を譲渡・譲渡の申し出・輸送・輸送の申し出・輸送を企て、等する者は法律で許可されている場合を除き、軽罪となり、100ドル以下の罰金に処される。
この項目に違反し逮捕された者が裁判官(magistrate)の前に立つことを要求しない場合、身分証明ができ、法廷に出廷すると文書で約束が出来るときには、刑法853条の6によりこの者は、逮捕を行った警察官により釈放され、容疑者逮捕の一連の手続きもされない。

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原文 (http://home.igc.org/~canorml/laws/calmjlaws.shtml)

 

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